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【実体験】15時間ファスティングと胆泥の関係は?健康診断で指摘されてから現在まで

「健康のために始めたファスティングが、身体に思わぬ影響を与えていたとしたら?」

私は、15時間ほど食事をとらないファスティングを続けていました。食事の時間を工夫することで、健康管理につなげたいと考えていたからです。

ところが、健康診断で胆泥を指摘されました。

まさか、自分が胆のうに関する問題を指摘されるとは思っていなかったので、驚きました。

ファスティングと胆泥には関係があるのだろうか。食事をとらない時間が長いことは、身体にどのような影響を与えるのだろうか。

そんな疑問を持ち、胆のうの働きや胆石との関係について調べるようになりました。

現在、私は医師の説明を受けて経過観察を続けています。定期的な検査では悪化は見られず、胆泥が胆石に変化したということもありません。

一方で、自分なりに考えて漢方薬を飲んでいるという一面もあります。

この記事では、私自身の体験を振り返りながら、15時間ファスティングと胆泥・胆石の関係、健康診断で指摘されたときに考えたいこと、そして健康習慣との付き合い方についてまとめます。

なお、私の胆泥がファスティングによって生じたと確認されたわけではありません。体験談と医学的にわかっていることを分けてお伝えします。

1. 15時間ファスティングを続けていた私に起きたこと

健康のために始めたプチ断食

私が取り組んでいたのは、1日のうち約15時間は食事をとらないようにする方法です。

例えば、夕食を午後7時に終えて、翌朝10時に食事をとれば、15時間の空腹時間を確保できます。

食事をとる時間帯を工夫する方法なので、生活に取り入れやすいと感じていました。

ファスティングというと、何日も食事を抜くような厳しい断食を想像する人もいるかもしれません。しかし、私が行っていたのは、毎日の食事時間を調整するプチ断食です。

健康のために取り組んでいた習慣でしたが、健康診断で胆泥を指摘されたことで、食事をとらない時間について改めて考えるようになりました。

健康診断で胆泥を指摘された

健康診断で胆泥を指摘されたとき、私が気になったのは、その原因でした。

胆泥という言葉自体、普段の生活ではあまり耳にしません。

「食事をとらない時間が長かったことも関係しているのだろうか?」

そう考えましたが、検査結果だけで原因を特定することはできません。

胆泥にはさまざまな要因が関係します。体質や胆汁の成分、体重の変化、食事のとり方など、複数の条件が影響する可能性があります。

そのため、私の場合も、15時間ファスティングが直接の原因だったとはいえません。

ただ、長時間の絶食や急激な体重減少が胆石のリスクに関係することは、医学的にも知られています。

健康のために始めたことでも、その方法が自分の身体に合っているかどうかは、別の問題なのかもしれません。

2. 胆泥とは何?胆石とはどう違う?

胆泥と胆石は、どちらも胆のうに関係する言葉です。

まずは、胆のうがどのような働きをしているのかを知っておきたいと思います。

胆のうは脂肪の消化を助ける臓器

胆のうは、肝臓でつくられた胆汁を一時的に蓄えておく臓器です。

胆汁には、食事に含まれる脂肪の消化・吸収を助ける働きがあります。

食事をとると、胆のうが収縮し、胆汁が十二指腸へ送り出されます。

つまり、胆のうは胆汁を蓄えるだけではなく、食事に合わせて排出する役割も担っています。

胆泥と胆石の違い

胆泥は、胆汁に含まれる成分などが沈殿してできる、泥状のものです。

一方、胆石は胆汁の成分などが固まってできた石状のものです。

比較項目胆泥胆石
状態細かな粒子や沈殿物石状に固まったもの
経過消失することもある無症状のまま経過することもある
注意点症状や経過によって診察が必要胆汁の通り道を塞ぐと症状が出ることがある

胆泥が必ず胆石に変化するわけではありません。また、胆泥や胆石が見つかったからといって、必ず治療が必要になるわけでもありません。

症状の有無や検査結果などによって、医師が治療の必要性を判断します。

私の場合は、現在も経過観察を続けています。

3. 15時間ファスティングは胆泥・胆石の原因になるの?

今回、私が特に気になったのが、食事をとらない時間と胆のうの関係です。

長時間の絶食と胆石のリスク

食事をとると、胆のうは収縮して胆汁を排出します。

反対に、食事をとらない時間が長くなると、胆のうが収縮する機会が減り、胆汁が十分に排出されにくくなる場合があります。

また、長時間の絶食や急激な体重減少は、胆汁中のコレステロール量や胆のうの働きに影響し、胆石ができるリスクを高めることがあります。

米国国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK)も、長時間食事をとらないことや急激な体重減少と、胆石のリスクとの関係を説明しています。

参考:NIDDK「Dieting & Gallstones」

ただし、ここで注意したいことがあります。

15時間ファスティングをすると、必ず胆泥や胆石ができるという意味ではありません。

15時間という空腹時間だけで、胆泥や胆石の発生を説明することはできません。

体質や家族歴、体重、食事内容、健康状態なども関係するためです。

私自身も、ファスティングが原因だったのか、それとも別の要因が関係していたのかはわかりません。

だからこそ、自分の体験だけをもとに「ファスティングは危険だ」と決めつけることも、「健康に良いから問題ない」と考えることも避けたいと思っています。

急激に体重を落とすダイエットにも注意

胆石のリスクを考えるうえでは、空腹時間だけでなく、体重の変化にも注意が必要です。

短期間で大幅に体重を減らすと、胆石ができやすくなることがあります。

食事を極端に減らしたり、摂取カロリーを大幅に制限したりする方法は、身体に負担をかける可能性があります。

体重管理をするのであれば、必要な栄養を確保しながら、無理のない方法を選ぶことが大切です。

4. 胆泥を指摘されてから現在まで。私の経過観察と漢方薬

現在は経過観察を続けている

健康診断で胆泥を指摘されたあと、私は医師に相談しました。

医師からは、現時点では経過観察でよく、状態が悪くならなければ治療の必要はないという説明を受けています。

そのため、現在も定期的に検査を受けながら、胆のうの状態を確認しています。

幸い、これまでの検査では悪化は見られていません。胆泥が胆石に変化したということもありません。

もちろん、今後も変化しないと決まったわけではありません。だからこそ、検査を受けて状態を確認することが大切だと考えています。

胆泥を指摘されたからといって、必要以上に不安になるのではなく、自分の状態を把握し、医師の説明に従って経過を見ていくことが重要なのだと思います。

自分なりに考えて飲んでいる漢方薬

実は、私は自分なりに考えて、ツムラの8番の漢方薬も飲んでいます。

ツムラの8番は「大柴胡湯(だいさいことう)」という漢方薬です。

ただし、私の場合は、胆泥の治療として医師から勧められたものではありません。自分の判断で飲んでいるものです。

ここは誤解のないように書いておきたいと思います。

定期検査で胆泥が悪化していないことは事実ですが、それが漢方薬のおかげなのかどうかはわかりません。胆泥の状態が変化していない理由を、漢方薬だけに結びつけることはできないからです。

大柴胡湯には、製品や処方によって効能・効果や使用上の注意があります。胆石症が効能に含まれる医療用製剤もありますが、すべての人の胆泥に効果があるという意味ではありません。

参考:PMDA「ツムラ大柴胡湯エキス顆粒(医療用)」

漢方薬も薬であり、副作用が起こる可能性があります。自己判断で飲み続けるのではなく、服用していることを医師や薬剤師に伝え、安全性や服用目的について相談することが大切です。

私自身も、今後はこうした点を意識していきたいと思っています。

5. 胆泥を指摘されたら、何に気をつければいい?

私の経験からも、検査で胆泥を指摘されたときは、自己判断で対処するより、まず医師に相談することが大切だと感じています。

日常生活では、次のような点を意識したいところです。

① 極端な食事制限を避ける

体重を減らしたいからといって、食事を極端に減らすことは避けましょう。

食事量だけでなく、栄養バランスにも目を向けることが大切です。

② 食事の内容も意識する

野菜、果物、豆類、全粒穀物などを取り入れ、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

脂質をすべて避けるのではなく、適度な脂質を含む食事も大切です。ただし、胆石による症状がある場合は食事内容の調整が必要なこともあるため、医師に相談してください。

参考:NIDDK「Eating, Diet, & Nutrition for Gallstones」

③ 自己判断で健康法や薬を続けない

ファスティングも漢方薬も、健康に良いとされる情報だけを見て判断するのではなく、自分の健康状態に合っているかを考えることが大切です。

胆泥を指摘されている場合は、食事制限や薬の服用について医師や薬剤師に相談しましょう。

④ 定期的な検査を受ける

自覚症状がなくても、医師から経過観察を指示されている場合は、定期的に検査を受けることが大切です。

胆泥や胆石の状態によっては、追加検査が必要になることもあります。検査の頻度についても、医師の指示に従いましょう。

6. こんな症状が出たら注意したい

胆石や胆泥があっても、必ず症状が出るわけではありません。

しかし、胆石が胆汁の通り道を塞ぐなどすると、次のような症状が現れることがあります。

  • みぞおちや右上腹部の強い痛み
  • 背中に広がる痛み
  • 吐き気や嘔吐
  • 発熱や悪寒
  • 皮膚や白目が黄色くなる黄疸

強い腹痛が続く場合や、発熱・黄疸などを伴う場合は、早急に医療機関を受診してください。

経過観察中であっても、新たな症状が出た場合は、次の定期検査まで我慢せず医療機関に相談することが大切です。

7. まとめ|健康のために始めたことも、自分の身体に合わせたい

私は15時間ファスティングを続けていたなかで、健康診断で胆泥を指摘されました。

現在は経過観察を続けており、定期検査では悪化は見られず、胆泥が胆石に変化したということもありません。

ただし、ファスティングが胆泥の原因だったのかどうかはわかりません。漢方薬を飲んでいることと、状態が悪化していないことについても、直接の関係があるとは判断できません。

今回の経験を通じて感じたのは、健康のために取り組んでいる習慣であっても、身体の仕組みを理解し、自分の状態に合わせることが大切だということです。

ファスティングそのものを一律に否定する必要はありません。しかし、長時間の絶食や急激な体重減少には胆石のリスクが関係するため、無理な食事制限には注意したいところです。

健康診断で胆泥や胆石を指摘された場合は、自己判断で食事制限や薬の服用を続けるのではなく、医師に相談しながら対応していきましょう。

健康のために何かを始めることも大切ですが、自分の身体の変化に気づき、必要に応じて見直すことも、同じくらい大切なのだと思います。


免責事項

※本記事は個人の体験談と公開されている医療情報をもとに作成したものであり、医学的な診断・治療・予防の助言を目的とするものではありません。胆泥・胆石の原因や経過には個人差があります。ファスティングや漢方薬の使用について不安がある場合は、医師や薬剤師にご相談ください。

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