
AIで簡単にオリジナル曲が作れるようになった今、皆さんはどんな曲を作ってみたいですか?今回は、**AI音楽生成ツール「Suno」**を使って、私が大好きな80年代のテクノポップ風のインストゥルメンタル曲を作ってみました。作業用やジョギング中に聴くのに重宝します。
1. 80年代テクノポップ:子供の頃の未来への憧れを乗せて
なぜ数あるジャンルの中から、テクノポップを選んだのか?それは、子供の頃にテレビやアニメで見た、未来都市への憧れがそこにあるからです。当時、シンセサイザーや電子ドラムが奏でるサウンドは、まさに「新しい時代」の象徴でした。未来への希望が詰まったあの音楽が、今も心の中に残っています。
「AIが創り出す音は、そんな懐かしい感情を蘇らせてくれるんじゃないか?」
そう考え、今回の楽曲制作に挑戦しました。AIが生成するどこか無機質でありながら、温かみも感じられるサウンドは、まさに「懐かしの未来」というコンセプトにぴったりだと感じました。
2. 楽曲作りのプロンプト作成:AIに世界観を伝える「呪文」
Sunoは、プロンプト(呪文)と呼ばれるテキストを入力するだけで曲を作ってくれます。今回は、以下のプロンプトを使いました。
テクノポップのプロンプト例 J-Pop, Techno Pop, 80s Japanese Anime Style, Nostalgic, Future city, Synthesizer, Drum machine, 8-bit sound
ポイント: ジャンル、年代、雰囲気、そして使用したい楽器を具体的に指定することで、よりイメージに近い曲が生成されます。
3. インスト曲:探し求めていた「理想のBGM」をAIが作ってくれる
テクノポップとは別に、私は作業中やジョギング中に聴くためのインスト曲も探していました。歌詞がない分、作業を邪魔せず、集中力を高めてくれるのがインスト曲の最大の魅力です。しかし、自分の好みにぴったりの曲を探し出すのは意外と難しいもの。
「このメロディは好きだけど、ドラムの音がちょっと違うな…」 「もう少しテンポが速い曲が欲しいけど、なかなか見つからない…」
そんな悩みを抱えていた私にとって、Sunoはまさに革命でした。
Sunoを使えば、好みのインスト曲を**「探す」のではなく「創る」**ことができます。プロンプトに自分が求める曲のイメージを入力するだけで、AIが瞬時に楽曲を生成してくれるのです。
インスト曲のプロンプト例
- 作業用:
Lofi Hip-Hop, Study music, Calm and relaxed mood, Rain sounds, Smooth piano, Gentle beat, Instrumental
- ジョギング用:
Electronic dance music, Upbeat, Driving beat, No lyrics, Powerful synth lead, Fast tempo, Instrumental
4. まとめ:音楽を「聴く」から「創る」時代へ
今回、AIを使って様々な曲を生成してみて感じたのは、音楽の楽しみ方が大きく変わる可能性です。
「こんな曲があったらいいな」という漠然としたアイデアが、数秒で具体的な音楽として形になる。
これは、音楽を探す手間が省けるだけでなく、クリエイターが自分の世界観を具現化するための強力なツールとなり得ます。皆さんもSunoを使って、自分だけのオリジナルプレイリストを作ってみませんか?
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